PFM/UNITED C.P. JUPITER & UP #119 製作記録
神奈川県M様 全塗装・DCC化御依頼

2019/3/5 完成しました



汽笛、ベルを独自にプログラムしました
F12=ONにて、BELL が鳴るようにしました
F1=ON で、前進発進時、汽笛短音 2回、後進発進時、汽笛短音 3回鳴ります
F2=ON は、通常通り、汽笛長音です


残念ながら、CHUFF の同期が上手くありません
IMON さんのモーター、恣意的では無いとおもいますが、どうも、進角が着いているようです
かの国の製品ではと思います ⇒ ローターと、整流子のセットが甘いのではと、、、、、
回転方向で、回転数が違います ⇒ 因って、前進、後進で、CHUFF の同期が取れません
また、モーターの特性か、高速が伸びません ⇒ CHUFF 音が高速で勝ってしまいます
CHUFF 音の目立つ、中低速の前進側に同期させました
やはり、電流に対し、正比例する回転数を示すモーターがDCC化に於いて重要かと思います
このモーター、まっ、DLなら使えるかな、、、、


おそらく、世界中で、この車輌を全塗装レストア、DCC化をした物は無いでしょう
お宝です、大事にしてやって下さい


2019/3/3 窓ガラスを入れ、DCC化出来ました







ヘッドライトのレンズをΦ6.0 アクリル丸棒から削り出し製作しました
このレンズに、LED 3528 電球色を接着、ヘッドライトに装着しました




TOPTONE 20 x 40  8Ω 1W を装着
エンクロージャーは、作るとテンダーに入らなくなるので装着なしで仕方なしです
コネクターは、ハーフピッチの3P を使用、真ん中が右側レールよりの集電配線です

両端は、スピーカー線、因って、3Pずらさず繋いで頂ければ、O.Kです
ずれてつないだ場合は、デコーターを破損します

※スピーカー線にレールを流れる信号電流を流してしまうと、( ショートさせると )
デコーダーはパーです ⇒ 私は何個もパーしています




デコーダーは、DIGITRAX SDN136PS ボイラーに収めました
配線を最小限にまとめあげて、挿入しました


試験走行して見ましたが、、スローも効き、O.K 牧場
但し、重量が足らず、動輪数も2個なので、一台や二台は引っ張れますが、
動輪がスリップしてしまいます ⇒ 旧型客車、3輌までですね


明日は、音源をダウンロードして、完成です

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製作記録

2019/2/12 車輌が届いています



C.P. Jupiter



U.P. #119



大陸横断鉄道100周年記念のPFM/UNITED-ATLAS 製品です
ちなみに今年は大陸横断鉄道150周年との事です

て、事は50年前の製品って事だな ⇒ 頑張って作るドーッ !

2019/2/13 モーターを換装しました



IMON ミニモーター S2 12 x 10 x 20 に換装しました
今までに、IMON 12mm 1/87 の気動車に載せましたが、
DCCで駆動すると、トルクも有り、低速も良く効きましたので、使用したのです




ゴムジョイントを入れるスペースが出来ましたので、
2.4x2.0 の細密パイプにΦ2.0 真鍮シャフトを入れウォームに差し込んでいます
モーター側には、2.0x1.5 の細密パイプかぶせて、
4.0x1.5 のシリコンチューブで繋ぎました
面倒な仕組みですが、後々の整備が楽になります

モーターベースは、IMON モーターホルダー、EC118 を加工、
主台枠に直接半田付けしました ⇒ 試運転、OK牧場




モーター設置高さも低く抑えましたので、ボイラー上部に錘を追加出来そうです
⇒ やはり、動輪に荷重が足りないのです
2軸しか右レールからの集電がありませんので、集電が不安定なのです




横から見ると、モーターが見えない位置としました



モーターはこの位置で収まりました

明日は、ボイラーに錘追加、テンダーに集電装置の追加を行います

2019/2/14 錘を作りました





型を作らずに半田付けと、切削のみで作りましたので、手間暇掛かりました



車輪を外していたら、台車梁の半田が全て取れてしまいました
車輪を塗装後取り付けるには、軸長を少し短くしないと、車輪が取りつかないと思います

台車枠に、M1.4 のタップを立てて、IMON さんの集電板 ( 10-15 集電ブラシA )
を加工し、絶縁ワッシャーを挟み込んで取り付けました


何分、軸間が近く、燐青銅線の加工では、接触圧がかかりすぎましたので、
薄い洋白板でスタンスを長く、柔らかく安定した圧を確保する為、
IMON さんに分けて頂いた、1/87 集電用部品を加工し装着したのです


明日から、塗装の準備に入ります

2019/2/15 加工を済まし、保護塗装を剥がしました



酸洗いをし、乾燥中
JUPITERと、#119、部品が良く似ているので、混ざらない様に要注意なのです




テンダーの音抜き用穴、配線用の切り欠き等加工を済ませ
ハンドレール、パイピング、ドーム、ヘッドライト等、
塗り分けが細かいので、外せる物は半田付けも含め全て外しました


週末は塗料が届くまでデカール製作をします

2019/2/16 金ピカにする部品を磨きました





まっ、こんな具合ですが、鋳物、引き物の組み合わせなので、
メッキを掛けたようにはピカピカとなりません
取り付ける寸前に、もう少しバフを掛けます

日曜日は、仕事を休みます
月曜から、細かく塗り分けを始めます ⇒ 実に細かいのだ


2019/2/19 塗り分けに手間取っています



室内を淡緑色に塗って、屋根、ランボードの灰色 ( 軍艦色 ) を塗り、
煙室の黒を塗り、ボイラーのメタリック色を調合し塗り分けました

⇒ メタリックの色調合わせに苦労したのです

明日は、キャビン、主台枠、カウキャッチャー、ドーム、ヘッドライト、テンダーを塗ります

2019/2/20 塗り分けが出来ましたが、、、、

大変だったのです ⇒ 恐れていた取り違えをしてしまったのです
何と、参考にしていた、BRASS TRAIN の JUPITER と、#119 の写真、
テンダーが入れ替わって載っていて、塗装を間違ってしまったのです


で、間違いに気が付き、塗り替えしたのでした
気がついて良かった ヤレヤレ !!




JUPITER



#119

細かい塗装と、色合わせで、気合いが入ってしまいました ⇒ 疲れました

明日は、車輪に赤を塗装します

2019/2/21 下廻りを組みました



輪芯を赤に塗り、下廻りを組みました
車輪裏側も丁寧にマスキングをしての塗装です
もちろん、先輪。テンダーの車輪も赤にしました






JUPITER のキャビン、窓廻り、ネームプレートに赤を吹きました
が、下地が悪く、「JUPITER」 の文字が研ぎ出し出来ませんでした
因って、文字は、デカール表現となります
⇒ 面倒でも、赤の部分は、丁寧に平らに、金枠と面一に研ぎ出しました




ヘッドライト枠も赤を吹きました ⇒ 兎に角、細かいのです、手間が倍かかります

明日は、デカールを製作しますが、3日程掛かるので、更新は3日後となります

2019/2/24 #119 のデカール、やっと出来ました



参考にしている、BRASS TRAIN の O ゲージ車輌と車輌寸法が随分違うので、
トレースしても、全て、配置変更、図形の変形で、収めなければなりません
やっと、1輌分が出来ました

明日は、JUPITER のデカールに掛かります

2019/2/25 デカールの原稿が出来ました



ほんとに、3日掛かりました
明日は、デカールを貼ります


019/2/28 塗装が完成しました























余りに細かいところ、良くわからない所はデカールを省いています
どアップすると、補修が必要な場所があります
後で、修正して置きます


明日から、組み立てに掛かります

2019/2/28 テンダーを組みました











集電板、あつらえた様に既成部品のごとく出来上がっています
走行抵抗はありますが、適度な接触圧を保持出来ています

明日は、ボイラーを組みます

2019/3/1 塗装が出来ました









力が入りすぎました ⇒ 肩こりがひどく、首の筋がつっぱっています
何とも、難しい塗装、何とかこなせました
我が模型製作人生で、これ以上の車輌は有りません

きっと施主さんにも、喜んで頂けると思います

明日は、窓ガラスを入れ、DCC化に入ります